災害の心構えをインタビューしてみた
自然災害列島における災害に強い街づくり
地震や台風などの自然災害の多い日本列島における強い街づくりをどうすべきかは、色々と考えさせられます。
阪神淡路大震災における人命被害は、倒壊家屋によるものでした。これに対処するために、新築住宅の耐震基準が引き上げられましたが、従来からの住宅は、やはりお金が掛かる為、中々耐震補強も進まない状況です。
阪神大震災後に災害に強い街づくりを市が中心になり協力に推進したため、鉄筋の綺麗な街並みに復興はされたものの、商店街など賑わいが戻らず、ある点では失敗と言わざるを得ない事例もあります。
広島の土砂災害においても、あんな山裾まで住宅街を拡張する必要はないのではと思われますが、新規に宅地を切り開くにはそうした土地しかなかったのかもしれませんネ。
現在は、都会でも虫食いのように空き地が増えており、人口が減少する中で、平時にあるべき街の姿を描き、こうした土地の最開発時に緩やかな市町村による規制で、少しづつ災害に強い街に変えるしかないでしょう。
台風銀座の沖縄の住宅の多くが鉄筋コンクリート造りであるように、命を守る住宅のあり方をもう1度考えるべきなのでしょうネ。